車と同等のスピードが出るロードバイク。今では走行時の『ヘルメット』着用が義務化されていますので、自分に合ったヘルメットをお求めの方も多いはず。
ただ一方でロードバイクのヘルメットには種類ごとにさまざまな形状や特徴があるため、悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事ではヘルメットの安全面、JCF公認・JFC基準について触れながらロードバイク用ヘルメットの選び方を解説していきます。おすすめ商品もランキング形式でご紹介していきますので、ぜひさんこうにしてみてください。
ロードバイク用ヘルメットをおすすめする理由
安全性
ロードバイクは、時速30km以上のスピードが容易に出てしまう乗りものです。事故が起こってしまった場合、命に関わる大怪我を負う可能性も決して低くはありません。
スピードを出さなければ大丈夫と考えている方もいるかもしれませんが、ロードバイクは一般的な自転車よりも軽く、転んでしまっただけでも体が投げ出されてしまい危険です。ロードバイクに乗車する際は必ずヘルメットを着用してください。
事故防止にもつながる
ヘルメットをかぶることには事故から身を守るためだけではなく、対向車に自分の存在を知らせることにより、事前に事故を防止するといった目的もあります。
たとえば明るめなカラーや蛍光色のヘルメットを選ぶと、夜間でも自分の存在が見えやすくなりますので、安全性は高まるでしょう。暗いカラーのヘルメットも人気ではありますが、夜間は危険性が高いことを念頭に置いておきましょう。
長時間の着用でもそれほど不快ではない
ヘルメットは長時間被ると蒸れやすく不快感が付きものでしたが、最近のロードバイク用ヘルメットは蒸れや不快感を軽減させる工夫が随所に施されています。
ヘルメットにダメージを受けてしまった場合はそういった快適性機能低下の可能性があるため、必ず買い替えるようにしましょう。
おすすめのロードバイク用ヘルメットの選び方
安全性で選ぶ
ヘルメット値段には大きく幅があり、安価なヘルメットは安全面で不安に思う方も多いと思います。安全性の高いヘルメットを選ぶためには高い安全基準をクリアしたものを選びましょう。
JCF公認・JCF推奨
『JCF公認』・『JCF推奨』とは安全基準の事であり、この2つのマークが付いているヘルメットは安全に使用できることを表します。
特に『JCF公認マーク』はレースに出場する場合は必須となっているマークで、普段使いのヘルメットでもJCF推奨マークが付いたものを選ぶと安心です。マークの色が『白色』で表記されているものが【公認】、『緑色』で表記されているものが【推奨】マークのため間違わないよう注意しましょう。
用途で選ぶ
通勤用
通勤用のヘルメットをお探しの方は、『通気性』を1番にチェックするのがよいでしょう。涼感素材である『クールマックス』が使用されたヘルメットや、通気性を重視して作られたヘルメットは、夏場の不快感も軽減してくれるでしょう。
レース用
レースにも参加したいと考えている方は必ず『JCF公認』のヘルメットを選びましょう。先述のようにJCF推奨の商品だとレースに参加できないため、気をつけてください。
JCF公認のヘルメットは一般的なヘルメットと違い、軽量で空気抵抗も軽減されているため長時間の使用にも適しています。またスピードの速い『レース用』、落車のリスクを考えられた『林間用』もありますので、用途に応じて検討してみてください。
ロードバイク用ヘルメット選びで大切なこと
ここまで安全面、形状、用途や特徴の点からロードバイク用ヘルメットの選び方を紹介してきましたが、ほかにも大切なポイントがあります。
ヘルメットはずっと使えるわけではない
ヘルメットは事故に合わなければずっと使い続けてもよいわけではありません。汗や皮脂によって劣化が進み、内側の素材である発泡ライナーが変形してしまうためです。
未使用時でも内部のガスが少しずつ抜けていくため使用可能期間が決められています。使用可能期間は約3年と言われており、3年経過後は新しいヘルメットに交換した方が、より安全にバイクライフを楽しめます。
インナーパッドの手入れもしっかりと
ヘルメットの『インナーパッド』には装着時の違和感の軽減といった役割があります。汗を吸収しやすく、使用していくうちに汗や皮脂によって黒ずんでしまうためしっかり洗濯しましょう。
注意が必要なのは、汚れは洗濯で綺麗にできる一方で、頭部との摩擦による損傷やフィット感の喪失は避けられないことです。少しでも違和感を抱くことがあれば、早くに買い換えることをおすすめします。